1.水道民営化(コンセッション)に関するQ&A
Q1.水道民営化で水道料金が上がるって本当なの?/Q2.水道民営化で飲み水の安全性が脅かされないの?/Q3.水道民営化で災害時に充分な対応ができるの?/Q4.水道民営化をすると海外企業に命の水を奪われるって本当?/Q5.水道民営化で水道事業の効率性が上がるの?/Q6.水道分野のコンセッション契約は失敗が多いって本当?2. 水道事業の経済性
(1)水道事業の特徴、他の公共サービスとの違い/(2)水道事業の施設構成/(3)水道事業の費用構成/(4)水道事業の収入/(5)水道事業の成果/(6)水道事業のPPP方式の比較/(7)コンセッション契約によるメリット・デメリット3. コンセッション契約の概要
(1)コンセッション契約の概要/(2)一般的な契約条項とその記載内容/(3)水道公社と民間企業の役割分担/(4)料金決定の仕組/(5)中期計画の策定と再交渉の手続き/(6)入札方式とその傾向/(7)契約のために発生する費用/(8)コンセッション契約の課題と規制機関の重要性/(9)運営期間中に官民が対立した場合の解決方法4. 世界の過去事例から学ぼう
(1)水道民営化に関する世界銀行の反省と方向転換/(2)ボリビア水紛争の事実/(3)フランスの水道PPPの推移/(4)イギリスの水道民営化/(5)フィリピン、マニラ東西の上下水道コンセッション/(6)ボリビア、ラパスの上下水道コンセッション/(7)セネガル、ダカールの水道アフェルマージュ5.他分野の国内コンセッション事例から学ぼう
(1)愛知県道路公社の道路コンセッション(2016年)/(2)浜松市の下水道コンセッション(2018年)/(3)仙台空港のコンセッション(2016年)/(4)宮城県の上下水道コンセッションー前編(2022年)/(4)宮城県の上下水道コンセッションー後編(2022年)6. 公共水道の課題
(1)低効率な小規模事業が多い/(2)施設の老朽化と更新費増加/(3)災害時の安全性の低下
7. 提案・時事
水道民営化で住民が搾取された具体的な手順/水道民営化検討時に問うべき3つの質問/規制機関の設立レベル(国レベルの管理が必要?)/水道民営化とコンセッションは別のもの?(水道民活手法の分類)/過去のPFI事業に対する会計検査院の調査結果(令和3年5月)/マニラで見た上下水道コンセッションの現状(2021年)